今日はインターナショナル・ヨーガ・デイですね。
世界中の人がヨーガという言葉に触れ
たくさんの人がヨーガを愛する日でありますように。
今日は
YOGAを教える新人先生に読んで頂きたいと思って書きました。
本を読んだり先生に付いて勉強して
ポーズを説明できるようになって
アシストやアジャストができて。
きっとこれで
充分に教えられるようなっていると思っています。
ところが？
毎日毎日…教えているうちに
だんだん日数を重ねるうちに
『…？…このままでいいの？』と
少し不安や違和感が訪れて来る時があります。
安心して下さい。
誰でもそうです。
そのままでも充分なんですよ。
きっと貴方のところに集まる
生徒さんは…
いつも
同じ言葉で、同じポーズで同じアジャストをしてくださる貴方に安心を頂いているのですから。
生徒さんが不安を感じるとしたら
貴方が自分のクラスに対して
不安や違和感や疑問を感じながら
クラスを行うことに
不安を感じてしまうのですから。
そのままで大丈夫です。
生徒さんの前で
心の中で不安にならなくて大丈夫です。
でも、もし。
少し慣れてきたら
『情熱を伝えたい』
『感動を伝えたい』
そんな風に感じ始めたら…。
今日は
そんなお話です。
生徒さんは
何に情熱を感じ
何に感動するのか？
それはその先生ご自身の経験から
生まれた
無形の宝物に心惹かれます。
先生ご自身が
『フト浮かんだ疑問』
『フト浮かんだ違和感』
これは宝物の探知機が作動した合図なのです！！
その合図を活かすか殺すか。
これがオリジナリティーが
0か100かを分ける
先生人生の別れ道です。
もし、貴方が
『バランスポーズが苦手…。』
というのであれば
その苦手意識は『宝物』の探知機が
『ピーピー…』と鳴っているサインです。
そのまま放っておいたらもったい無い。
何百回でも、何千回でも練習して
体得しましょう。
ご自分の方法で体得していきましょう。
付いてる先生の教えて下さる誘導を
そのまま生徒さんに伝えるのでも
もちろん充分です。
とても参考になると思います。
ですが、もし生徒さんに
プラスαの感動を味わって頂きたいなら
自分なりの体得の答えを出しましょう。
練習して練習して
練習を重ねていきましょう。
筋肉を研究して、身体で動いてみて
失敗して、骨格と向き合って
プラーナを感じてみて
身体なんかを痛めたりして
しっかりケアを勉強して
改善して
また動いて…。
いつかきっと必ず
苦手だったバランスポーズのコツを
身体が掴みます。
疑問から→答えが生まれる。
この『→』の過程に宝物が
カッツリ隠れているのです。
その宝物を見つけた時。
それは、本当に感動に繋がります。
自分の身体で掴んだ感動は
いつまでも身体は忘れません。
それを伝える時、何百回繰り返し伝えても
伝えるたびに自分の情熱が働きます。
それは、必ず生徒さんにも伝わります。
伝わらなかったら
それがまた探知機の作動の合図です。
伝わるためには？
『→』
宝物の宝庫なのです。
そんな風に四苦八苦して
出した答えの中で
生徒さんの心と繋がり
本当の意味で伝わった時
生徒さんは感動してくださいます。
それは、『感動』という経験を
全ての人々が経験した事があるからです。
生徒さんの
感動という心は
こちら側の
感動という心で動きます。
その経験や心をお借りするのです。
その経験や心と繋がるのです。
そして…
そんな風に生まれた感動で
貴方も感動します。
貴方は生徒さんの100倍感動します。
生徒さんは
なぜか分からないその感動に
貴方の魅力を感じます。
そして、感動した生徒さんは
必ずまたクラスに来てくれます。
そして、きっと
その頃には、
『こうすると身体を痛めてしまう』
『こんな風にケアすると気持ち良い』
『こうすると改善が早い』
そんな
『トータル・ホスピタリティ』も
習得出来ているはずです。
これは苦手ポーズの克服に限らず
精神的な苦痛などを克服した時も
同じだと思っています。
問題点・疑問点・何で出来ない？何で辛い？
どうしたらこの辛さを穏やかにできる？は
『→』です。
いつまでも貴方を輝かせてくれる
目には映らない『宝物』という
自信になっていくはずです。
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